9月24日「熟年備学」第7回の講義がありました。
今回の講師は
大妻女子大学 家政学部教授 川口美喜子先生です。
テーマは【食生活が健康を支える ~食べて しゃべって 元気な暮らし~】
熟年備学で初めてお招きする先生で、身近なテーマということもあり、開級前の事前アンケートでも非常に高い関心を寄せていた講座です。
1時間半の講義で、【健康寿命延伸のための課題】【人生ラスト10年問題】【元気に生き抜くためのポイント(体重管理、減塩、アルコール)】【オーラルフレイル】【サルコペニアの予防】【健康的に食べることのヒントとレシピ】【「食べれらない」が招くリスク】【セルフケア】【食べるを弱らせない暮らし方について】110ページにもわたる膨大な資料をもとに初めから最後まで声のトーンも変わらず、明るくとても聞きやすくわかりやすいお話で、あっという間の一時間半でした。
講義始まってすぐに学級生を一瞬で引き込んでしまう話やメッセージには感心しきりで、決して高いハードルのことは伝えず、今日から一つやってみようというメッセージがより学級生に響いたように思います。
【学級生の感想】
・食べることの大切さを実感できるお話しでした。食べる喜びを支え続けたいです。
・食生活と健康の関係が大変良くわかりわかりやすい楽しい講演でした。スライドがわかりやすく、沢山の内容が理解できました。生きる力が湧いてきました。
・貯金よりも筋肉貯筋を増やす(頑張りたいです)
・先生の元気な声、ご様子に、日ごろバランスの良い食事を採っておられるからと、改めて毎日の食事の大切さを感じました。この街で生きていくために、ラスト10年を元気に過ごせるために、食べることしゃべることを大切にしていきたいと思います。
・大変に良いお話をお聴きしました。ここに妻を連れて来なかったこと(妻は病弱で食事が苦手)が残念でなりません。今日お伺いしたことを今から実行したいと思います。
・この街で最期を迎えるために「街」を大切にする。これが健康につながる、との言葉!私も街と食事とおしゃべりを大切に生きていたいと思いました。ラスト10年のため筋肉貯金頑張ります。
以上のような感想からも、沢山の情報がアチコチに飛ばずに、上手に内容をまとめながらお話になるので、学級生一人ひとりにしっかりと届いたことがよくわかります。