井上家伝統の貝合わせ・長寿大学4年生
~まずは貝に絵を描く~
7月4日(木)長寿大4年生の授業は「貝絵と貝合わせ①」。我孫子市文化財・井上家住宅に伝わった江戸の昔より伝わる貝合わせを学ぶ授業です。今回はまず、日本貝アート協会の一島節世先生以下6名の先生方の指導により、蛤に絵を描く学習でした。
金塗りの蛤に下絵を描き、定着剤を塗って乾燥させてから色付けをするという一連の作業です。41名のうち自ら創作した絵を用いた学生さんが4名。先生からいただいたお手本の絵を用いて下絵描きから始めた方が1名。あとの皆さんは先生からいただいた下絵の絵付けをしました。
当日は早朝から激しい雨だったので、いくつかのトラブルもありましたが、作業は順調に進み、所定の時間内で全員が完成! 先生方のとっても丁寧なご指導のおかげで、全員楽しく学習を終えました。
11月には今回作った貝絵も含めて、実際の貝合わせの伝統を遊戯を通じて学ぶ「貝絵と貝合わせ②」の授業を、井上家住宅の母屋を使って学習する予定です。学生の皆さんは今からこの日をとても楽しみにしています。