シニア世代の健康維持のために運動が欠かせないことは誰でもわかっています。でも、コロナ禍が始まってからはなかなか外に出たくても出られない日々が続きました。いざ運動しようと思っても、そのきっかけが作れず、ずっと家にこもったまま。やはり誰かが一緒でないと運動を始めるのはたいへんでしたね。
熟年備学第2回講座は「身体イキイキ健康体操~コミュニケーションづくり」。講師はスポーツプログラマーの長岡智津子先生。元気とユーモアに満ちあふれた長岡先生は、今日もマイクを使いません。最初は頭と身体を別々に使うジャンケンゲームから。皆さん自分ではもう少しできるはずと思っても、なかなか思うようにできず…。ホールにはだんだん笑いが満ちてきました!
続いてマットを敷いて寝ころび、ストレッチが始まりました。身体に痛みをかかえている人も、体調がすぐれない人も、それぞれの状態に応じて決して無理をせず、しかも楽しくみんなで取り組むことができるよう、先生は一人一人に寄り添って指導を続けてくれます。途中、睡眠前のストレッチでは、ゆったりと腹式呼吸を始めると、どこからともなくクレイダーマンのピアノが流れてきて(これも長岡先生の仕掛け!)、心と身体がほぐれて眠くなっていきます。
運動の合間には先生から大切な教えがたくさん。こんなに易しい運動でも、身体にはものすごく良い影響がもたらされます。人間の身体は毛細血管が多いほど良いそうで、その毛細血管を全部つないだら、なんと地球2周半にもなるんだって!
続いて、コミュニケーションをつくる時間です。最初は「うなずき健康法」。相手の話をよく聴いて皆さんしっかりうなずいていましたね。話し手側になってみると、あいずちを打ってもらえて相手を信頼し、安心する気持ちが得られたでしょう。そして「木とリス」ゲーム!
「木!」の号令で動いちゃったリスさんがいて大笑い! 皆さん血まなこになって、外れないように駆け回りました(^^♪