熟年備学第10回は「全ての健康の基~口腔ケア」をテーマに、保健センターから歯科衛生士・武田ゆかりさんと吉田恵美子さんを招いて、歯の健康について学習しました。
9月に実施した「食生活が健康を支える~食べてしゃべって元気なくらし」で大妻女子大の川口先生が「歯の健康のことをしっかり学んでください!」と最後におっしゃったのを、受講生の皆さんは忘れておらず、今日の授業への期待は高いものがありました。
そこで、誤嚥性肺炎をはじめ口腔疾患を防ぐためにと準備されたのが「口腔運動」。「歯つらつ体操」(ゴックン、バカタラ、舌の体操)のパンフレットをもとに実際にやってみます。お手本は吉田講師。口の中の筋肉を鍛え、飲み込む力をキープし、口腔全体の機能をアップさせる体操を、全員で実際にやってみました。
受講生の中にはこの体操の効果がすぐに出て、首や肩の痛みが軽減したという受講生も出ました。驚きですね! この体操を家庭で続けて、口腔疾患を予防したいという声がふりかえりシートにあふれていました。
後半は歯みがきの方法を、講師ご持参の大きな歯の模型を用いて学びました。歯みがきをすると必ずできてしまう磨き残しをカバーするための補助用具には、デンタルフロス、歯間ブラシ、タフトブラシをうまく使うことも教わりました。
そして…、義歯について。いくつかある義歯の種類を学びます。特に、義歯の清潔を保つための手入れをしっかり。インプラントは利点も多いけれど欠点も多く、費用がかかり歯周病も!
いつまでも自分の歯で食事できるように努めようと全員で確認して終わりました。
授業後、前年度受講生鵜池直美さんをお招きして、継続学級ガイダンス
を実施。参加票の回収日は