今日の目標は「激増しているオレオレ詐欺、還付金詐欺、キャッシュカード詐欺など高齢者をねらった悪質な特殊詐欺の被害にあわないため」の学習でした。講師は我孫子市消費生活センターの消費生活相談員、山本恵子さんです。
「契約とは」についての説明では、口約束でも契約が成立することを学び、「新聞契約」「レスキューサービス」「火災保険を使っての修理」「催眠(SF)商法」「貴金属買取」の詐欺・トラブルや「還付金詐欺」「オレオレ詐欺」の事例から詐欺にあわないためにはどうしたらよいかを学びました。
また、消費者にとってとても大切な【クーリングオフ】の内容と具体的な申請手続きについて学び、さらに、インターネットでのトラブル「定期購入」「通信サービス」「偽セキュリティソフト」「出会い系サイト」「架空請求メール・ハガキ」「ワンクリック詐欺」の事例紹介と対処の仕方も学びました。
講義の他にも、各班から選出された代表者にロールプレイングを演じてもらい、【屋根販売】【すり替え詐欺】について実際の悪質業者とのやりとりを演じました。演技派揃いの学級生の頑張りでユーモアを交えた楽しくわかりやすい内容になり、学級生同士で演じることでお互いの学習が深まりました。
とても盛りだくさんの内容でしたが、テンポ良い山本講師の話術と被害を出さないために、という熱い想いが伝わる内容でした。
人を騙す騙されるという暗くなってしまうような内容でしたが、自分に置き換えて当事者にならないためにと皆さんが真剣に学習してくれたと思います。
≪学級生の感想≫
・詐欺の種類の多さにビックリ。まだまだ増えることでしょう。気を付けて対処するしかないですね。何かあったら早くに相談することが一番だと思いました。
・クーリングオフの説明が具体的で良かった。先生が話し上手で分かりやすかった。
・具体的にトラブルの事例を聞いたり、ロールプレイでのわかりやすい説明があり、とても参考になりました。何かあった時には、一人で判断せず身内に相談すること。消費生活センターに相談すること。大切なことを学びました。
・契約についての考え方と、詐欺のロールプレイングには新鮮な気がしました。大変参考になりました。何か困ったときにはヨーカドーの消費生活センターの窓口に行こうと思います。