2022年9月15日木曜日

My望遠鏡で月を見よう!

 

アビコでなんでも学び隊8/5(金)は、「My望遠鏡で月を見よう!」です。

この日の学習は、天体望遠鏡を自作してアビスタ屋上で天体観望会を予定しました。天体に興味をひかれる子どもたちが集まりました。参加は合計20名(小学生16名、中学生4名…応募総数54名)。講師は岸野昌栄さん、藤田晴久さん、河野龍一さん、そして紅一点の松本典子さん(いずれも東葛星見隊の会員です) 

今回の受講者は4人ずつ5つの班を編成して、互いに助け合って工作し、夜になって観望会でもお互いの無事を確認し合うことができるよう、中学生あるいは6年生に班のリーダーになってもらいました。 

 昨年の観望会も空は晴れず残念ながら中止。今年こそ実現できるようにと、岸野先生は天候を気にしてGPVなど雨雲レーダーからの情報を詳細に読み込んでいます。19:50開始予定の時間には月が顔を出すことを信じつつ、授業を進めます。




「レンズと望遠鏡のしくみ」の学習に続いて「天体望遠鏡を作ろう」(工作)の授業に入りました。子どもたちは班内ですぐに仲良くなり協同で作業を進めます。レンズの順番や向きなど、互いに助け合って製作がほぼ終わり、レンズの嵌め順を確認する先生たちによる「テスト」を経て、自作の望遠鏡でホール道路側ガラス越しにDAISOの看板を覗いて「見える見える!」と大歓声を上げる子どもたち。その間、ほんの一時太陽が顔を見せたものの、18:00を過ぎてもやはり厚い雲のまま。

 




岸野先生は気を取り直して「天文教室」を続けます。先生が「夏の大三角を知ってますか?」と問いかけると、ほとんどの児童・生徒から「デネブ!」「ベガ!」「アルタイル!」と星たちの名前が口をついて出てきます。やはりこの講座をどうしても受けたくて集まった子どもたちは関心が高い。天体望遠鏡で月を見ることを心から楽しみにしてくれています。

 




 

授業と並行してずっと空模様を観測していた松本さんが、19:20ごろ屋上から降りてきて岸野先生に報告しました。「岸野さん、どうしても雲が取れません。絶望的な天気です!」。それでも岸野先生は雨の心配がない以上、このあと予定どおり屋上へ行くことを決断します。米田さんは巨大な反射式望遠鏡の設営に。各班は担当の公民館コーディネーターに率いられてエレベーターで屋上へ移動。班ごとに陣取りして各自が三脚に自作の望遠鏡をセットして月の出を待ちます。月の方角の空がわずかに白んでいるものの、やや強い風が厚い雲を流すだけで、依然として月は顔を出してくれません。




 

 

レーザーポインターを手に星空の説明を準備しつつ、岸野先生はじっと待ちます。その間子どもたちは班ごとに行動。米田さんの巨大反射望遠鏡を間近に見物したり、ほかの先生たちが用意した屈折式望遠鏡で手賀沼リゾート方面のネオンを見たりして20:30まで時間を稼いだのですが、残念なことに月は影を潜めたまま終了時刻。自分の手でつくった天体望遠鏡で月を観察することは今年もお預けとなりました。

20:45に解散。子どもたちが自宅に着いたころ、夜空にはおぼろ月が静かに浮かんでいました。帰宅した子どもたちは気づいて自作の望遠鏡を空に向けてくれたでしょうか。

R4 家庭教育学級⑭ 閉級式 「1年間を振り返って」

こんにちは! 早いもので今日が家庭教育学級の最終日でした。 もうみなさんにお会い出来ないなんてさびしいです。 素敵な方々ばかりで、楽しい学級運営へにも 積極的にご協力いただきまして、感謝の気持でいっぱいです😢 今日のアイスブレイクは、ちょっと怖い話になるよう1人ずつストーリーテ...