1月21日(土)は令和4年度アビコでなんでも学び隊、最後の講座として「ダブルダッチに挑戦」を実施しました。市内の小学校1年生から3年生まで24名の参加です。講師は「チームあびなわ」の3名(たつやさん、やまけんさん、おとはさん)。たつやさんは2014年のダブルダッチ世界大会優勝チームWaffleのメンバーです!
ダブルダッチとは、2本のロープを使って跳んでいく長なわとびです。向かい合った2人の回し手(ターナー)が、右と左のロープを半周ずつずらして内側に回す中を跳び手(ジャンパー)がさまざまな技を加えて跳んでいくという、とても高度ななわ跳びなのです。
さて集まった24名の小学生たち。一人を除いてダブルダッチはまったく初めて。もちろんみんな学校で長なわとびを経験していて、なわ跳び大好きな子どもたちです。
準備体操のあと、たつや先生から跳び方を教わって、一人ずつさっそく跳び始めます。
最初は2つのロープに慣れるため、回転するなわの中に入ってジャンプのテンポを学びます。2本のロープが次々に回ってくるので普通の長なわ跳びの時によく使うひと呼吸休む跳び方(休み跳び)では間に合いません。かなり速いテンポをそれぞれが習得し、10回連続跳びを身に着けました。ターナー役の2人の先生の回すタイミングがとっても見事で、正確に子どもたちの跳躍に合わせてくれるのです。
次に「3ぬけ」といって、1・2を跳んで3でロープの回転から抜け出す技、さらに「2ぬけ」「1ぬけ」を練習。子どもたちはどんどん跳べるようになっていきます。休憩後、もう一度練習する10回連続跳びでは、同じ方向を向くだけでなく回転したり足を開いたり片足になったりと、簡単な技を盛り込んでいきます。
2チームに分かれ、最後の決めポーズも打合せて、いよいよ保護者の皆さんへの発表の時を迎えました。嵐の「ハピネス」を楽しいBGMにして、AチームもBチームも見事に全種目を跳びきって、保護者の皆さんからたくさんの拍手をもらい、子どもたちは満足感いっぱいの笑顔。最後に3名の先生たちによる模範演技が、子どもたちと保護者の皆さんの目の前で披露されました。まるでブレイクダンスのような回転技も取り入れて軽やかに跳ぶたつや先生の演技に、子どもたちは目を丸くして魅入ってしまいます。
ダブルダッチをもう1回やりたい…と、口々につぶやく子どもたち。学校へ戻ってからの長なわ跳びがもの足りなくなってしまうかもしれません。