お金の大切さを小学校低学年に知ってもらう学習です。8月9日(火)の実施。参加者は小学生21名(1年生10、2年生11、応募総数85)。講師は千葉県金融広報委員会の竹元泰子さん。澤部昭さんと岡晋太郎さんがサポートしてくれます。
まず竹元さんからお茶碗の絵のプリントが配布され、各自もったいないと思う部分に○をつけるという課題から入ります。絵の中にある「ごはんつぶ」がたくさん付いている部分が正解ですが、課題の意味がわからない1年生を澤部さんたちがていねいに教えてくれます。
続いて「鉛筆をなくしたらみんなはどうしますか?」という発問。何人もの子どもたちが元気に挙手して「さがす!」。そこで竹元先生は「どうしてなくすのでしょう?」と尋ねます。子どもたちはそれぞれ「なまえを書いてないから」「片付けないから」「さがさないから」と答えます。さらに竹元先生が続けます。「アビスタで鉛筆を見つけたらどうしますか?」に対しては「届け出ます」と。だんだん、モノを大事にするという意識が集中してきました。
再びプリントが配られます。「どこがもったいないですか?」 こんどはみんな嬉々として○をつけはじめます。★お風呂でシャワーの絵→〇シャワーのお湯 ★夜になって本を読んでいる絵→〇いつまでもつけている照明 …etc. 澤部さんと岡さんが一人一人のワークシートに励ましのハンコを押していきます。
休憩の後、今度は「お金のはたらきを知り、倹約することを知る学習に入ります。お金のなる木(絵)のスライドが映し出され、竹元先生が発問します。「皆さんのおうちのお金はどこからくるのですか?」。子どもたちは考えて選択肢「両親が働いてもらってくる」を選びます。「それでは、おうちのお金は何に使っているのですか?」
子どもたちは答えます。「お買い物、電気、水道、旅行、おやつを買う…etc.」 「ではみんなのお小遣いは?」ここで竹元先生から、「小遣い帳」の存在が知らされます。そこで、記入のしかたまで学習しました。
ここまでの学習のまとめです。
《大切な学び》
①「お小遣いをもらったらほしいものをかうために貯金をすること」
②「お金を使ったら小遣い帳にかくこと」
③「約束…お金を貸したり借りたりしてはいけない!」
最後に貯金箱の工作です! 楽しく色塗りやシール貼りをして My貯金箱を全員が手にし、
お土産として持ち帰りました。